冷え性って、冷えるから冷え性なんです。
では、どうして冷えるのか?
血流や自律神経、低血圧などが原因として考えられます。
では、鍼灸やマッサージなどでどのような治療をするのか?
マッサージで血液循環を良くするとともに、皮膚を刺激することで自律神経が活発になり
暖かくなります。
また、足の裏にお灸をすることによって
心臓から一番遠いところまで血液を送ることが出来ます。
入浴して足を暖めるのと、お灸で暖めるのとではどう違うのか?
子供の頃、焚き火ってしたことありますか?
焚き火などの近くにいると暖かいですが、外から外気やお湯などで一時的に温めても
離れてしまえば元に戻ってしまいます。
逆にカイロなどのように数時間暖まり続けたものを長期間にわたり使用し続けた場合
身体がもつ「暖めよう、暖めよう」とする機能が低下する為あまりお勧めいたしません。
お灸は、初めてのかたは結構怖がります。
初めての体験ですから当たり前だと思います。
お灸にも数種類あって温熱灸といって暖かさを伝えるもの。
直接灸と言って米粒の半分くらいの艾(もぐさ)を焼くものなどあります。
腰痛などでは温熱灸でも
ポカポカして気持ちが良くていいのですが
冷え性には、もぐさを使った
直接灸のほうがよりいいです。
私の場合、最初に足から腰くらいまでを施術することが多いのですが
冷え性の場合、たいがい足からマッサージを始めます。
反対の足には遠赤外線を当てておくので無駄な時間も省けます。
それだけでも足はポカポカとして身体がじんわり温かくなるのを感じ取れると思います。
その後に
お灸を踵(かかと)にするのですが、
かかとは鈍く皮も厚いため温度をほとんど感じません。
もぐさを燃やしては付けを繰り返しますが
冷え性の方は、人によっては20〜30荘くらいやらないと感じないくらいの刺激です。
このように直接灸をすることにより、かかとにほくろくらいの黄色い跡が残ります。
これはお灸によって故意に小さなやけど状態を作り
人間の治癒のメカニズムを利用し
脳みそから「かかとでやけどが発生しているから修復に行ってください」と命令が出てるため
血液などの治療係によって修復がはじめられます。
そのために急激に血液がかかとなどに集まりだします。
結果として、冷えはなくなり、小さなやけどもあるので効果として長時間維持できる訳です。
お灸の跡は残りますか?との質問もされますので書いておきますが
長くても2週間くらい経てば消えます。
その間は、ちょっとほくろが黄色っぽくなってる感じですし、痛みもありません。
お灸は、徐々に荘数(お灸の数え方)といって数は減ってきます。
これは、感覚が正常に戻ってくる証拠ですのでご安心ください。
自宅で施灸するには効果が低くはなりますが
同じくせんねん灸などお勧めします。
☆が多いほど効果は高いです
鍼 ☆☆☆★★
灸 ☆☆☆☆☆
マッサージ ☆☆☆☆★
少し専門的なこともさわりだけ書いておきます。
冷え性は、へそから下の部分(下焦と言います)の
身体を暖める気が(陽気)少なくなり(虚と言います)
そのために身体に悪影響をおこす寒さ(寒邪)と身体に悪影響を及ぼす湿気。
身体に重だるさをもたらします(湿邪)
が合体した寒湿(陽気の運行や血流を妨げます)というものが停滞しておこる症状です。
症状としては、女性に多く見られる。下肢〜腰の冷えのほかに、
生殖器系統の症状を伴いやすいなどの特徴があります。
治療法
至陽、隔兪、腎兪、八りょう、血海、気海、陽陵泉、だん中
特効穴としては失眠などを使います。